綱島の夏といえば「綱島諏訪神社例大祭」!
2024年も町全体がお祭の雰囲気で包まれる2日間がやってきます。
このお祭りはなんといってもお神輿が目立つわけですが、「楽しそうだな」「参加してみたい」と思いつつ、毎年どうしたら良いかわからず…という方もいるのでは??
そこで今回は、中町の皆さんにご協力いただき、お神輿の参加方法などうかがいました。
お祭りの準備の様子、皆で楽しく盛り上がるための町会の取り組みなどもお伝えするよ!
2024年の諏訪神社例大祭は8月24日・25日
8月最終週の土日2日間にわたり行なわれるお祭り、綱島諏訪神社例大祭が今年も執り行われます。
たくさんのお神輿や山車が町を練り歩き、町全体がお祭の雰囲気になって、見てるだけで楽しいんだ。
諏訪神社の参道付近にはたくさんの夜店も出るよ!
2日間のなかでも、すべての神輿が諏訪神社に集まる宮入り(みやいり)の様子は圧巻です。
また、2日目(日曜日)の夕方「連合渡御(とぎょ)」は綱島駅前に神輿が集い、祭りのフィナーレに向けて大変な迫力&熱気に包まれます。
綱島西のメガロス付近から駅前までのバス通りを神輿が連なって進む!
沿道の人たちも含め、手拍子&かけ声でめちゃくちゃ盛り上がるんだ!
地域の皆さんの夏の最後の力をすべて結集して盛り上がる祭礼。華となるのはなんといってもお神輿なわけですが…このお神輿、一緒に綱島の祭を盛り上げたい方なら誰でも参加できるって知ってますか?
神輿かついでみたいけど、知り合いいなくて参加の仕方がわからない…
初めてだけど、いきなり参加しに行っていいのかな…?
私も綱島に移り住んで15年ほどになりますが…もしかして昔からの地元の人だけが参加するものなのかな?といううっすらとした疑問も、わかります。
大人になってから綱島に住み始めた方たちの中には、参加していいのかちょっと迷ってる人もいるように思う(個人の所感です)。
そんなお祭り・神輿について、今回は「中町」(綱島東1~2丁目付近)の方からのお声がけで取材の機会をいただきました。
お神輿の参加方法わからない方はぜひ参考に!併せて、新しい世代にお祭りをつないでいくための町会の試み・地域の皆さんへのメッセージなどもお伝えします。
結論、難しく考えなくても大丈夫!どんどん地域のお祭りに参加しよう
初心者大歓迎!中町では神輿の担ぎ手を大募集
中町町会世話役を担っていらっしゃる池谷誠さん、綱島中町祭礼委員であり今回取材のきっかけをくださった吉田泰さんにお話をうかがいました。
綱島に住んでるけど地域のこと・お祭りのことよくわからない~って方は注目
では初めに、お神輿担ぎ手に興味ある方に大事なポイントとして1つお伝えしたい。
お神輿を担ぎたい気持ちがあれば誰でも参加OK!
中町では男性・女性・経験者・初心者を問わず、神輿の担ぎ手を大募集していますとのこと!
神輿を担ぎたい場合の参加方法についてですが…当日、受付(中町神酒所:矢野釣具店付近)に集合するだけ。
神輿を担ぐには半纏(はんてん)が必要ですが、当日受付で半纏・帯の貸し出しがあります。(要クリーニング代500円)
半纏の貸し出し枚数には限りがあるので、集合時間より早めに受付に来られるのをおすすめします!
中町神輿渡御のコースとスケジュールは以下のとおり(画像タップで拡大できます)
以上!興味ある人は集まれー!!
としたいところですが。
そうはいっても初めての場所への参加は色々と心配になってしまう方もいると思うので…私のほうでいくつか質問してみました!
- 半纏の下の服装はどうすれば良いですか?
-
祭装束をそろえて楽しもう!
中町祭りの格好は大切ですね。より楽しくなるポイントでもあると思います。ぜひTシャツにスニーカーではなく、祭装束を身にまとって非日常を楽しみましょう!
格好については中町の担ぎ手募集チラシにも記載がありますが、私の手もとにある画像で参考になりそうなものも載せておきますね↓
ナツメこれは別のお神輿(綱島西一・二丁目)の画像ですが、雰囲気の参考になれば。
中町の場合、半纏の下の衣装は以下のようなものが多いそうです。
- 白いダボシャツ
- 白いダボズボンか股引き(長くても短くてもOK)
- 足袋
amazonなどで、全部で1万円くらいでも一式そろえられるとのこと。
上記画像ではダボシャツがどんなものか写っていませんが、例えばこんなイメージですね↓
中町足袋はエアーの入っているものが足が熱くなく、痛くもないのでお勧めです。
ナツメ祭りにふさわしい格好、やはりかっこいいですね。
- 住んでいる地域の神輿がどこかわかりません
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「住んでいる地域の神輿じゃないと参加できない」とこだわらず、お祭りですから老若男女問わず皆様で楽しく参加して頂くのが基本です!
中町中町神輿で建ててますが、祭礼と中町自治会は別物です。お祭りは任意で自由でないと。ですので住んでいる地域に関係なく、お誘い合わせのうえ多くの人が集えれば幸いです。
夏のお祭りは年に一度のことで、多くの方が集まります。その中で、年に一回この日だけ会うな…という人もいれば、顔は知ってるけど名前は知らない人、そもそも知らない人同士…などが大半だそうです。
ナツメいちいち住所や名前を確認することもないですし、地域外から来る神輿愛好家の方も多数参加されているそう…!
体感的には、半分くらいの担ぎ手が中町の住所外から集まってこられた方なのでは?とのこと。
中町お祭りに参加して親交を深めたり、新しい出逢いが育まれたら幸いですし、新しい仲間(所謂、初心者さん)は大歓迎です!
どこに行けばよいか迷っている方、中町の神輿に参加してみては?
- 初心者でも大丈夫か心配です
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わからないことは世話役の役員が教えます!
中町中町では、当日は世話役の役員が濃紺の半纏を着ています。何かわからなければ気軽に声をかけてください!
最初は心配な方も、たぶん始まったらそれどころじゃない(楽しむだけ)とは思いますが。初めての方歓迎なんだから、わからないことは何でも聞けば大丈夫!
- 子どもと一緒に祭礼に参加したいです
-
子ども神輿や、小さい子が参加できる山車(だし)も出ます。親子で参加大歓迎!
中町子ども神輿や山車も、住んでいる場所や通う学校による制限はありません。むしろどの子も大歓迎!
子ども神輿は小学生、山車は未就学児から小学校1~3年生くらいがおすすめ。特に山車は小さな子がメインなので保護者が一緒について回りましょう。
中町ぜひ幼少期から祭りに親しんで、子ども神輿~大人神輿と続けて参加してください!
【2024年の様子】準備を見せてもらったよ
中町はお祭り前日の朝から、男衆の皆さんが自治会館で神輿の準備中。
私が到着したのは10時半でしたが、朝8時半から準備を始めてようやくここまで組みあがりました、というところでした。
神輿準備ってやっぱり大変なんだな…!
棒を麻紐でがっちり固定…そこだけ見ても、きっちりした仕事でないといけないのがわかる
準備はリーダーを筆頭に若い世代が中心になって手を動かされていました。ただ、このような年齢層で集まって準備できるようになったのもここ数年でようやくという感じで、とにかく新しく関わってくれる地域の仲間はいつでも大歓迎とのこと!
一年に一回のことなので、技術を受け継いでいくのも簡単なことではないでしょう。(一応手順動画などもあるそうですが)結局は先輩方からの直接指導で、実地で伝承されていく部分が大きいとのこと。
しっかりと組み上げないと危ないのはもちろん、神輿の格好良さが損なわれるという問題もあります。
中町では、現・神輿リーダーさんが周囲へ声かけしてどうにか30~40代の担い手を集められたこともあり、今後うまく代替わりを進めていけそうな様子。ただ、地元にずっと住んでいる方々も必ずしも皆が参加するわけではなく、新しく運営側にまで関わってくれる人となるとなかなか現れないそう。なので、地域の人を集めるのはとっても重要だそうです。
初心者大歓迎!で担ぎ手も募集してるけど、本当に歓迎なんですね。。
本当にウェルカムです!中町は初めての人も割と入りやすいと思います。とにかく一度参加してくれたら楽しいのがわかるのでぜひ!!!!
神輿当日についても、とにかく「皆が楽しく担げる」のを大切に、リーダーが率先して雰囲気づくりを心掛けているそう。神輿について「強面の人が参加するもの」「ルールが厳しい」などのイメージがある方いたら…少なくとも中町は「笑顔で楽しく」がモットーらしいので気軽に考えてみてね。
ひとまず体力のいる大仕事を終え、組みあがったお神輿の様子がこちら。
かっこいい!
このあと、半紙を巻いた稲穂や鈴を飾り付けて完成だそうです。
この神輿が躍動します!
沿道で見かけた方もぜひ注目して、手拍子で盛り上げてね~~!!
新しい世代に祭りをつなぐ新たな試みも
親から子、孫へと受け継がれてきた歴史をもつ綱島諏訪神社例大祭。地域に愛されるお祭りである一方、中町・吉田さんのお話によると、最近は祭りや夜店の運営に色々と苦言をいただく機会も多いとのこと。
代替わりもあり、参加者も地域も一緒に笑顔でこの祭りを子供や孫の世代に引き継いでいくため、新しい取り組みの必要性が増しています。
ここ数年で住民が一気に増えたのもありますしね。。
例えば、感染症の影響で中止が続き4年ぶりの開催となった昨年(2023年)は、久しぶりの夜店に多くの方が集まり賑わいましたが……その一方で、ゴミの放置や敷地内への無断侵入などについて、近隣住民から多くの声があがっていたそう。
これを受けて、今年(2024年)は地域の有志でゴミ拾いを兼ねた巡回を行ないます。
今年はすべての人が気持ちよく振り返ることのできる祭りになると良いです。
夜店行かれる方多いと思いますが、一緒に良い祭りにしようという気持ちでルールを守って楽しんでほしいですね。
町会役員が高齢化していることもありますし、みんなができることを少しずつでも協力してくれるような、綱島がそんな素敵な地域であり続けてくれるととても嬉しいです。
綱島の皆んなで地域のお祭りを盛り上げよう!
神輿に、山車、お囃子の音に夜店と、楽しみどころ満載の綱島諏訪神社例大祭。
今回、中町の方にお話をうかがってみて、「開かれた祭り」という印象を強くしました!
特にお神輿に参加すると、祭りに参加した充実感が一味も二味も違ってくると思うので、迷っている方はぜひ飛び込んでみてくださいね!
中町以外についても情報あればお寄せください~
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