2024年6月、綱島駅近くに竣工予定の「リビオレゾン横濱綱島」。
どんなマンションなのかご紹介すべく、リビオシリーズを手掛ける日鉄興和不動産さんのご協力のもと、全3回にわたって記事を書かせていただいてます。
前回記事(第1弾)では、綱島住民である私の視点から、マンション周辺の利便性・環境について紹介しました。
今回は第2弾として「リビオレゾン横濱綱島 開発担当者インタビュー」をお送りします!
綱島に新築マンションを作るにあたり、どのような想いで臨まれたのか、物件の良さはココ!というところを伺ってきました。リビオレゾン横濱綱島を検討されている方はもちろん、新築マンション自体に興味をお持ちの方もぜひお読みください♪
- 【リビオレゾン横濱綱島】周辺の利便性は?環境は?ありがちな疑問に住民が答えます
- 【第3弾紹介記事】品川のリビオライフデザインサロン行ってきた!体感レポ ※10月上旬公開予定
リビオレゾン横濱綱島の開発担当者さんを訪ねてきました
リビオレゾン横濱綱島は、綱島西に位置する都市型コンパクトレジデンス。※当記事執筆時点では建設中
綱島駅西口側徒歩8分という、便利な場所に建つ新築分譲マンションです。
綱島にお住まいの方なら「大黒鮨のすぐ横」、「笑歩(えふ)がある辺りのバス通り沿い」と聞けばわかるでしょうか。綱島駅から高田方面に伸びるバス通り沿いが現地となります。
こちらがリビオレゾン横濱綱島の外観完成予想図。外観からして、何やらこだわりのあるマンションに見えますが…
どのようなコンセプトや特徴があるのか、リビオシリーズを手掛ける日鉄興和不動産の開発担当者さんから直接お話を聞けるということで、お会いしに行ってきました。
待ち合わせ場所である、品川の「リビオライフデザインサロン」に到着です。
ちなみに、こちらのサロン内部のレポも次回記事(第3弾)でご紹介します!
サロン奥の打ち合わせスペースまで進むと……おっと、リビオのサンプルルーム横でPCを開いているこの方…開発担当者さんでしょうか…??
こんにちはー。お話をしていただく開発担当の方ですか…?
\ はじめまして!/
リビオレゾン横濱綱島の開発を担当しております、日鉄興和不動産の初山です。本日はよろしくお願いいたします!
こちらこそよろしくお願いいたします!
ということで、今回はこちらの初山さんに、リビオレゾン横濱綱島の開発についてアレコレ聞いていきたいと思います!
開発のスタート地点
では早速マンション開発について伺っていきましょう…といっても私、不動産関連はまったくの専門外でして。
1からご説明しますよ…!
ー そもそもマンション開発担当の方って何するんですか?
初山:弊社の場合は、用地を取得する専門チームが別にありまして、そのチームがマンションに適した土地を購入してくるところから計画がスタートします。開発チームはその土地の情報を受けて、どのようなマンションを作るか検討していく流れになります。
ー なるほど…では今回も、開発としては綱島のあの土地が前提としてあって、そこにふさわしいマンションを、という形で話が進んでいったわけですね。
じゃあまずは綱島についてよく知っておかないと、開発に進むにしても難しそうですね。
そうなんです。でも実は私、関西出身なのもあってこちらの土地勘も強くなく、綱島周辺については予備知識が全然なくて。
ー そうなんですか!では本物件の担当としては、綱島を知るところからだったんですね?
初山:綱島には何回も行きましたよ!カフェで仕事しながら街の様子を見たり、どんな方が行き来しているのかなーと見てみたり…休日には綱島源泉湯けむりの庄(綱島駅近くの温泉施設)で1日過ごしてみたりもしました。
ー 情報収集しつつ、綱島を肌で感じにも来ていたんですね。
エリアの特徴を踏まえた物件コンセプト
綱島の印象を得てからは、どのように開発が進んでいくのでしょうか。
エリアの特徴をもとに、まずは物件のコンセプトを検討します。そのコンセプトから、間取りやデザイン、設備・仕様などに落とし込んでいくのが開発の基本的な流れです。
初山:今回の開発では、「全てが交差する綱島で心赴くままに。」というコンセプトを掲げました。このコンセプトは、「異なる要素を併せ持ったエリア」という綱島の特徴からきています。
ー 具体的にはどんな要素が交差していると?
初山:3点ありまして、1つめは【新×古】です。新しいものと古いものの交差ですね。新しいものは、現在綱島東を中心に進んでいる再開発を指しています。新綱島駅、新綱島スクエア(新綱島駅ビル)など、新しく作られるものによる向上・期待感があるエリアだなと。
ただその一方で、昔からの要素を大事にしている地域でもあると思っているんです。古くは綱島温泉として栄えた歴史を持つ街ですし…先日開催された夏のお祭も盛大ですよね。
ー 諏訪神社例大祭ですね!確かにあのお祭は地域で大切にされている行事です。
初山:地域の文化が根付いている場所だなと。大切にされている神社だったり大きなお祭だったり…それらに代表される「今までの暮らし」というものも大事にしている地域であると、私たちは考えました。
ー 新×古は確かにそうですね。では2点目の「交差」とは何でしょうか。
初山:2つ目は【商業×自然】です。綱島駅西口側だけで400店舗ほどと商業施設が充実している。とはいえ、「綱島公園」や「綱島市民の森」などの自然環境も広く残されているエリアですよね。このような、商業的な発展と自然環境の両方を備えた場所というのは、他のエリアと比べてもそう多くなく、優れた土地だなと。
ー 綱島公園も市民の森も駅に近いですからね。駅前が賑やかなのに、少し歩いただけで自然にも触れられるのは確かに珍しいのかも。では3点目の「交差」とは?
初山:3点目は「東横線×新横浜線」です。まさに2つの路線が綱島で交わっていることから、今回「交差」というキーワードを選んだ理由にもなっています。以上の3点をエリア全体の特徴として捉え、コンセプト「全てが交差する綱島で心赴くままに。」としてまとめました。
リビオレゾン横濱綱島が実現させたい生活とは
綱島のようなエリアを希望される方、またリビオレゾン横濱綱島に入居を希望される方について、どのようなイメージで開発されましたか?
様々な要素を併せ持つ綱島、その綱島駅から徒歩8分の立地…そこに住まうのはどのような方か、その方々が持つ欲求とは、というところですね。
初山:綱島は2路線利用可能で、アクセス性に優れた場所です。ここから「平日は仕事中心で忙しく、アクセス性を重視する方々」がイメージされます。ただ、アクセスが良いだけでなく、自然にも触れやすい点が綱島の魅力ですよね。そこで、休日は逆にゆっくりとした時間を過ごしたい、自然にも触れたいという方にマッチするだろうと。
ー 一見すると相反する魅力を両方手に入れたい、ある意味わがままな欲求を叶えられるエリアというわけですね。
初山:はい。そこから「平日仕事が忙しい分、プライベートでは肩肘を張らない暮らしを好み、快適さを重視するDINKs」を一つのご入居者様イメージとして結ぶに至りました。コンセプトの「心赴くままに」にもつながるんですが…生活のなかで「こうしたい」と思ったときに、それを律することなく実現できるマンションにしたい、と考えているんです。例えば「便利な生活がしたい」と思っている人が、それを実現できる物件ということですね。
デザインに込められた想い
続いて、これまで検討した内容をマンションのデザインや商品企画に落とし込んでいきます。
まずは特徴的な外観デザインについてお聞かせください!
初山:リビオレゾン横濱綱島のデザインに込められた意図として「綱島モダン」というのがありまして。綱島温泉として栄えた歴史と、街に光を灯すような存在にしたいという想いを踏まえ、温泉旅館を意識したモダンなデザインにしています。
ー 確かに、木調の枠が取り入れられているところ、ちょっと温泉旅館っぽいですね。
初山:はい。この旅館っぽさ、障子のような形状は、和モダンを意識しています。それと、格子状に組んだデザインということで…先ほどのコンセプトに含まれる「交差」というキーワードをデザインにも反映させているんですよ。
ー ああ…なるほど!
ー かなりデザイン性が高い印象ですが、入居者イメージの一つであるDINKsを意識されている?
初山:そうですね。DINKsの方ですと、賃貸からの住み替え先としてリビオレゾン横濱綱島を選ばれるケースも想定していまして。賃貸マンションからグレードアップした暮らしへの希望があると思うので、デザインとしても価値を感じてもらえるような造りを目指しました。外観だけでなく、エントランスホールも旅館のような雰囲気に寄せています。
ー こういうデザインって、マンションではあまり見ないものですか?
初山:このように木調のルーバー(細長い板)を縦に使うのは…あまり見ないですね。ガラス手すりのところに格子を設けるデザイン、割と珍しいのではないでしょうか。リビオレゾンシリーズでは、これまでないですし。だからこそ今回面白いんじゃないか、と採用したのもあります。
快適な暮らしを実現する商品企画
初山:次に専有部に入れる設備などの企画なんですが…暮らしをより快適にしたい想いを持つ方々を念頭に、今回目玉として入れたものに「おそうじ浴槽」があります。
ー これ…気になりました。こすらなくても掃除が完了するんですか?
初山:風呂蓋を閉めるとそこに洗剤が当たって、7分ほどで浴槽全体の掃除が完了するというものでして。仕事などで疲れていたり、毎日忙しい方にはもってこいの商品だと思います。
ちなみにこちらに関しては、お客様の評価が良いのもあって採用の判断になっています。例えば、ドレッセタワー新綱島※でもおそうじ浴槽が採用されていて、高評価だったと聞いております。※2023年10月建物竣工予定の新綱島駅直結タワーマンション
ー 同じ地域内のマンションを購入された方の評判も、判断の要素になってるんですね。
初山:あとは…暮らしをより快適にするものとして、スマートホームのサービスである「HomeLink」を全戸採用しています。具体的には、スマホのアプリで家電を一括制御するものなのですが。
ー IoTの活用ですね。家電操作アプリ、昨今は多くの住居で活用されていますよね。
初山:そうですね、洗濯機や冷蔵庫など色々あるんですが…ただ、それぞれ個別のアプリで操作することが多いと思うんですよ。テレビに関するアプリ、エアコンに関するアプリ…各メーカーのアプリにアクセスしないといけない。ユーザーとしては、そこに不便さを感じるよね、と。
その点HomeLinkは、1つのアプリであらゆる家電や宅内設備を制御できる便利なサービスとなっています。
ー 色々な家電メーカーがあるのに、このアプリ一つで制御できるんですか?
初山:そうなんです。赤外線リモコンに対応する家電であれば大丈夫です。なので、だいたいの家電は問題なく使えますね。制御したい家電をアプリに追加していくイメージです。照明、エアコン、給湯器、お掃除ロボット、などなど…先ほど話に出たおそうじ浴槽もHomeLink対応ですよ。外出先からアプリで指示して、帰宅時には排水・掃除からお湯張りまで完了させられます。
ー おおぉ~……じゃあ、お掃除ロボットとおそうじ浴槽を外から起動で、帰ったときにはいつでもきれいな家が…
初山:きれいな家ができあがってますね!
アプリ一つでこれが実現できるのは、毎日仕事で忙しい人にはありがたいわ…
開発担当が苦労したポイントは?
ー 最後に、開発担当の立場から…物件の推しポイントや、苦労した点があれば聞かせてください。
初山:開発として苦心していると感じるのはIoTの部分ですね!リビオレゾンとしては、HomeLinkという形でIoTを全戸に入れるのは初だったので。今も管理会社含め、関係各所に協力を仰いで進めている最中なんですが…かなり開発のハードルが上がる要素だったと思います。
あと、外観の木調の格子に関しても、弊社の品質管理チームからは都度指摘が入りましたね~。材質に関しては「劣化しやすい木材ではなく、シートを貼った木調のルーバーなので、メンテナンス性も担保されている」という点を品質管理チーム・施工会社様に実物を見せながら説明して、採用できるよう調整したり…そういうやりとりを一つずつクリアして、今に至っています。
ー やはり「ほかで当たり前ではないこと=開発の苦労ポイント」でもあるということですね!
本日はお話ありがとうございましたっ!
ありがとうございました!!
以上、リビオレゾン横濱綱島ご紹介記事、第2弾をお読みくださりありがとうございました!
次回は第3弾として、品川の「リビオライフデザインサロン」潜入レポを公開します。
スクラップ&ビルド型では実現できない、常設ならではのマンションモデルルームの魅力を紹介しますので、次回もぜひご覧ください♪
提供・お問い合わせ先:リビオレゾン横濱綱島
皆さんのコメントお待ちしてます!