イトーヨーカドー綱島店が2024年8月18日(日)19時をもって閉店。
閉店セレモニーにはヨーカドーの最後を見届けようと多数の人が集まりました。
その後の様子を含め、記録しておきます。
イトーヨーカドー綱島店が42年間の歴史に幕
綱島駅から歩いてすぐ、通称「パデュ通り」を囲む商店街の中心。さらには綱島西のシンボル的な存在でもあった「イトーヨーカドー綱島店」。かねてからの告知どおり、2024年8月18日(日)に閉店となりました。
私は最終日は買い物に行けなかったのですが、色々な方の話によると朝からお客さんが次から次に来店し、見たことないような人出だったそうです。
最終日はいつもより早い19時閉店、その後19時15分に店外で閉店セレモニーが行なわれるということで、私が現地に到着した18時半過ぎ頃にはすでにたくさんの人が集まってきていました。
ちなみに、本当は閉店前に何か駆け込みで買えるかな…と早めに行ったつもりでしたが、すでに蛍の光が流れておりお客さんが出てくる一方だったため断念。とはいえ、最後は店内にはほぼ何も残っていない状態だったとも聞いています。
閉店セレモニーが始まるころには駆けつけた住民で広場が埋め尽くされた状態。
お店関係者のご家族からの情報によると1500人ほどは集まっていたとのことでした。
店長からは、閉店が明らかになって以来多くの方に温かい言葉をいただいたことなど含め、これまでの感謝の言葉が述べられました。
閉店挨拶、店長への花束贈呈のあと、スタッフの皆さんが店内に入ってついにシャッターを下ろす瞬間に。「ありがとうー!」などのかけ声をかける方、スタッフさんに向けて手を振る方、最後の瞬間をカメラに収めようとする方など、それぞれがヨーカドーとの別れを惜しんでいました。
最後の瞬間を動画で見る
イトーヨーカドー綱島店が閉店…
— ナツメ🍑ツナシマニア【綱島グルメ・地域ブログ】 (@natsummeee) August 18, 2024
最後にシャッターが下りる瞬間は「ありがとー!」の声があちこちから飛んでいました🥺 pic.twitter.com/03yfVUBcch
シャッターが完全に閉まったあとも、まだ名残惜しいのか帰らずにその場に残る方が多数。
多くの人が広場に残り、最後に光が灯ったイトーヨーカドーを撮影したりしていました。
その後、広場は閉鎖され、いつものような閉店後の風景に…ロゴの光ったヨーカドーもこの日で終了です。
翌日には工事開始
そんな閉店セレモニーの余韻も冷めやらぬ翌朝…早くも工事車両が入り、ヨーカドーのロゴを外す作業がスタートしていました。
SNSで情報提供を受けて現地へ行ってみると確かに着々と工事が…
前面のロゴやテナント看板を外すほか、屋上からクレーンで何か搬出している様子もあり。
夕方には前面ロゴ・看板が撤去され、広場も柵でおおわれた状態に。ひとまずしばらくこのままなのか、解体に向けて動き出すのか、はたまたビル再利用なのか?今後の動きが気になります。
建物老朽化は問題だったとの話も聞こえてきていますが、再利用はあるのかないのか…
なお、例年このパデュ中央広場で開催されているオータムフェスティバル(旧サマーフェスティバル)について、今年はここが使えないため、駅付近に特設ステージを作ったり一部は綱島小学校のグラウンドを使うなどして開催予定とのことです。
地域の行事の中心となる場所でもあったんだ
裏側にある屋上駐車場の入り口や…(最近あまり見ないエレベーター形式に愛着ある人多数)
遠くからセブン&アイのロゴが見える景色も近いうちに見納めとなりそうです。
単なる総合スーパーという存在に収まらない、本当に地域密着だったイトーヨーカドー綱島店。これから買い物難民になってしまう…と嘆く声や、生活を支えてくれていた安心感が…と心細く思う声などが後を絶ちません。
せめてこの跡地に、地域住民の支えになってくれるような何かが入ってくれることを祈るばかりです。
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