大倉山徒歩圏内に2022年春オープンしたレストラン「minsa(ミンサ)」でランチしてきました!
横浜のフレンチレストランで腕をふるっていたシェフが繰り出すお料理はどれも絶品。
沖縄食材を使った、和テイストも感じられる、ここにしかないフレンチコース…
近所にこんなお店があるなんて、行くしかないですよこれは。
大倉山に今年オープンしたminsa(ミンサ)行ってきた!
minsa(ミンサ)は大倉山駅から徒歩7分ほどに今年(2022年)オープンしたばかりのレストラン。
綱島街道沿いにたたずむ、こちらの白壁の建物です。
こじんまりとした佇まいながら、シンプルで洗練された雰囲気が目を引くのですぐわかりました。
お店の看板は沖縄の赤瓦に店名が彫られたもの!
こちらはフレンチをベースとしつつ、沖縄の食材を使ったコースを提供するという、珍しいお店なんです。
横浜の創作和フランス料理「シェ・フルール横濱」で副料理長を務めていた本田信高シェフが、すべてお一人でオペレーションされています。
シェフの奥さまの出身地である沖縄のお料理とフレンチを融合したお店なんだそう。
店内はカウンターのみ最大6席で、ランチ・ディナーともに完全予約制。
かなり少人数での貸し切りにも対応しているんだそう。
この日訪れたランチでは、私たち夫婦のほかに女性2名のお客様が入っていました。
2組で満席扱いとなっていたこともあり、座席数少ないながらもゆったりとした空間でくつろげたよ。シェフの穏やかな雰囲気も良いのかな。。
そして、フレンチとはいっても、お箸で食べられるコースです!
ナイフやフォークの用意もあるんですが、やっぱりお箸って便利だし安心感あるよね。
奥には扇子もセッティングされているのが珍しい。
店内は快適だったので今回は使う機会ありませんでしたが、心配りが感じられる…
minsaのランチコースは沖縄食材とフレンチが見事に融合…このお店がここにある奇跡を堪能
minsaのランチはコース1種類のみです。
メニューからして沖縄感がにじみ出るお品書きはこちら。
お魚、お肉とあって、お肉は「もろみ豚」と「あやはし牛」から当日選べました。
メインの後には「おきなわすば」!デザートの「紅イモ」も気になる…
ドリンクメニューはこちらです。
- オリオンビール(小瓶)715円
- スパークリングワイン 1,100円
- グラスワイン 1,320円
- 泡盛 715円(ソーダ割+50円、シークヮーサー+100円)
- 泡盛古酒30度 935円
- 泡盛古酒43度 1,045円
- イムゲー(沖縄の焼酎)935円
- ペリエ 715円
- マンゴージュース 660円
- シークヮーサージュース 770円
- オリオンサイダー 660円
- オリオンクリアフリー 660円
- さんぴん茶 495円
- うっちん茶 495円
- ボトルワイン 5500~13,200円
さすが、ドリンクも沖縄っぽい!ということで
オリオンビールで乾杯です。とても良い。
沖縄の音楽をアレンジしたBGMを聞きつつくつろいでいると、まずはこちらの1品目が提供されました。
前菜のかぼちゃです!
荒めのペースト状になったもので、ラスクとともにいただくようです。
ほんのりした甘みのかぼちゃとサクサクした歯ざわりのラスクで、軽快な滑り出し!
とっても美味しい!
こちらに使われている沖縄食材は、沖縄県南城市産の【琉球百花はちみつ】です。
沖縄の季節の花々から取れた貴重なはちみつ、「秋採り」は柑橘系のフルーティーな味わいが特徴みたい。
このはちみつ屋さんのブログも見たけど、こだわりが感じられるよ~(参考:「琉球百花はちみつ」への思い)
続きましては…
オードブルの盛り合わせです。
やはりこのなかでパッと見て沖縄を想起させる一品がこちら↓
ジーマーミ豆腐。自家製だそうです。
沖縄県や鹿児島県の郷土料理として有名で、ジーマーミ=落花生ですね。
これが、プルップルでモッチモチ!!!ねっちりしていて落花生の風味豊か!
塩とエクストラバージンオリーブオイルでいただくシンプルさなんだけど、ゆっくりじっくり味わいたい美味しさです。
これ毎日食べたいわ。。
この器も沖縄の焼き物なのかな?赤い土の素焼きが琉球感満載。
よそわれているのはきのこの冷製スープで、上には沖縄の胡椒がふられていました。
きのこの旨味がぎゅっと凝縮されています。。
沖縄風のピクルスの器には、ヤングコーン、パプリカ、ゴーヤなど。
緑じゃなくて、白いゴーヤだね?!
ゴーヤを一緒に漬け込んでいるからなのか、やわらかい酸味のなかにほんのり苦味も感じて、これまたビールに合いますわ。
と、昼からお酒がつい進んでしまった夫、2杯目に頼んだのが
泡盛「カリー春雨」をロックで。
このお酒、有名なやつだよね!
「カリー」は沖縄の方言で「めでたい」ことを指すんだって。
これ、ここから出てくるお料理にベストマッチしていきますよ…
オードブルの後に出てきたのは魚料理です。
この日のお魚はイシガキダイ(だったと思う)。
身は透明感あってふんわり、皮はパリッと焼かれたお魚。
下に敷かれているのは根セロリを使ったピューレ、そこに焦がしバターと黒麹のお酢で作ったソースがあしらわれています。
お魚ももちろん美味しいんだけど!このピューレ&ソースが!!なんておいしいのか!!!
フレンチベースなんだけど、こってり感は全くといって良いほどなく。
さらに、使われた素材の美味しさを一つ一つ感じられながら、全体が調和している…
や、スタンダードなフレンチも私は大好きなんですが、例えば普段は「フレンチは食べきれなくて…」ってなっちゃいがちな人もいるじゃない?
そういう人もミンサならいけそうというか。さすが和フレンチ出身という感じ。
ソースに使われているお酢も沖縄食材です。
あとで調べてみたら、石垣島産で、普通のお酢とはちょっと違うみたい。(参考:請福酒造(楽天)しまのす)
やー、そしてお魚食べ終わった後で気づいたんだけどね…
カウンターに仕込まれた引き出しにはカトラリーが入ってるんですよ。
もちろん使って良いので…このスプーンでピューレ根こそぎいただけば良かったんだよねー!
(箸では限界があった)
minsaこれから行かれる方、ぜひスプーン使ってピューレやソースまで味わいつくしてね…本当に美味しいんで…
で、メインで出てくるお肉ですね!
牛と豚の二択から、今回はもろみ豚のラフテーのほうをチョイス。
ラフテー、とろけるぅー---!!!
もろみ豚の脂がしっとりしてて、箸ですっと切り分けられちゃう。
ラフテーって甘辛い豚の角煮だよねって思ってたんだけど、minsaのラフテーはお肉自体は濃くないです。
やっぱソースと一緒に楽しむからかな…でもソースと合わせても別にこってり味ってわけじゃないんだよ…
全体として優しい味付けなんだけど、もちろん決して物足りないとかではなく。
絶妙としか言えないね。(語彙力の限界)
そして、上にあしらわれたルッコラの爽やかな風味が、しっとりしたラフテーに合うっ!
添えられたお野菜もいい仕事してました。
グリルされたお芋やナスなど、シンプルな塩味が素材を引き立てます。
お料理の最後を飾るのが
おきなわすば!(沖縄そば)
これは嬉しいー!!
こちらのおそばは冷製で、上にはたっぷりのもずくが。
スープはカツオとか色々とお出汁がきいてるんだけど、ベースがコンソメスープってのがまたフレンチと融合してるところです。
もずくと一緒に混ぜて…うまー---
はー、おなかいっぱいごちそうさまでした。
では最後はデザートですね…紅イモってお品書きには書かれているけど…
というところに出てきたのがコレ↓(ツナシマニアInstagramでシェアした動画)
※インスタ見られない人は↓のツイートの4つ目の動画見てみて
動画4ついけると聞いて…🙄#大倉山 #minsa pic.twitter.com/UKgHlZUNqA
— ナツメ🍑綱島で地域ブログやってる人 (@natsummeee) October 6, 2022
えー!!!!紅イモそうくるのか!
って思っちゃったよね。
紅イモ・モンブラン仕立て?のデザートだったよ!
目の前で仕上げしてくれるんだね~
めちゃくちゃ綺麗ですね~
サブレの上にアイスクリーム、さらに果物が乗っていて、そこに紅イモのペーストを絞ってます。
今回はマスカットが乗ってました!
美味しくないわけがない。
口コミ見ると、季節によっていちごだったりゴールデンキウイだったりと変わるみたいですね。
食後の飲み物はコーヒーか紅茶。
いつもはコーヒー派なんですが「やんばる紅茶」の名に惹かれて珍しく紅茶を頼んでみました。
とってもきれいな紅色と華やかな香り、すっきりした味わいで、えぐみとかを感じない美味しいお茶!
茶葉の種類は「べにふうき」で、ストレートで飲むのがおすすめだそうです◎
以上、全工程で1時間半くらいだったかな…とても美味しく、ゆったりとした時間を楽しませていただきました。
や、これね、地元に住んでいる者としてこう言っちゃなんだけどさ…
綱島街道のこの位置にあるお店っぽくないよね。(もちろん褒めてる)
例えるなら、都内で人気の創作フレンチ!とかでわざわざ足を運んだとしても頷ける内容だったよ。
しかも、正直、ランチこの内容で安すぎる。(お酒も飲んで2人で税込1万円以内)
こんなお店が近所にある奇跡、近くの人はぜひぜひ楽しみに行ったほうが良いですー!!(鼻息)
ごちそうさまでした!!
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